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なぜ彼女は処女膜で歌ったか

つまり、何故アシカは鹿ではないか

【読書1/5・第17回】△中島らも「今夜、すべてのバーで」▼「メインディッシュ」

・沢木耕太郎「凍」 実在の雪山登山家の壮絶な体験を小説化したもの。ノンフィクションだからなのかもしれないけど、インタビュー感というか、本人に対する遠慮みたいなものが若干残っている。ノンフィクションってこういうものなのかな。 題材はすさまじい…

【読書1/5・第16回】△多和田葉子「雪の練習生」▼柚木麻子「あまからカルテット」

・樋口毅宏「日本のセックス」 作者の努力、やりたいことは伝わった。性にまつわるトラブルを、性描写ありできちんと丁寧に描きたかったんだと思う。そして本当に、スワッピングの文化と、それに伴って個人が巻き込まれるドラマをちゃんと描いている。 しか…

【読書1/5・第15回】△遠藤周作「沈黙」▼辻村深月「ツナグ」

・小川糸「食堂かたつむり」 柔らかな小説。 小さな食堂にまつわる人間模様が、料理と共に描かれていく形式。こういう素朴で可愛い小説って時々読みたくなるんだけど、最近そういう「お料理で人生問題解決ふわふわ小説」がいっぱいあるので、新規性がない。 …

【読書1/5・第14回】△乙一「暗いところで待ち合わせ」▼浅田次郎「王妃の館」

半年間に読んだ本シリーズ第二弾。相変わらずぼんやりしたレビューです。 今回の五冊はどれもよかったです。 ・有栖川有栖「双頭の悪魔」 普通の推理小説なのですが、章の途中で「読者への挑戦コーナー」が設けられており、「ここまでの小説を読んだ中で、あ…

【読書1/5・第13回】△中島らも「ガダラの豚」▼夢枕獏「陰陽師」

ここ半年くらいずっと読書1/5を放置していたのですが、ちゃんと読んではいたんですよ!レビューするのがめんどくさかっただけです! でもよく考えてみたんですが、やっぱり読書はブログで整理した方がいいっぽい。紙でやってもブクログでやってもあんまり達…

【読書1/5・第12回】△真保裕一「ホワイトアウト」▼有川浩「図書館戦争」

延滞により図書館に追っかけまわされています。 それもこれも井上靖「額田女王」を読むのがものすごい時間かかるからなんだよなあ! ・浅田次郎「メトロに乗って」 メトロの駅から昭和の色々な時期にタイムスリップする話。題材の趣味が素晴らしく、描写も完…

【読書1/5・第11回】△綿矢りさ「インストール」▼米澤穂信「氷菓」

どんどんいくよー ・芦辺拓「紅楼夢の殺人」 これは面白いですね!中国古典をモチーフにしたミステリー小説で、中国貴族の風俗が楽しめます。ミステリーファンでない人にはおすすめできます。ミステリーファンが読むと、「このトリック何なんじゃオラ」って…

【読書1/5・第10回】△三浦しをん「風が強く吹いている」▼乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

これで50冊読みました。ここまででわかったことですが、私の好みは、個性的で語句不足な文体で詩人っぽく夢のように書いてくれる作家です。逆に一生懸命文字数費やして説明してくれる作家は酷評してしまいます。ツンデレですね。 なので私が酷評していても、…

【読書1/5・第9回】△横山秀夫「クライマーズ・ハイ」▼リリー・フランキー「東京タワー」

久しぶりに迷わず褒めちぎりたいのと、迷わずこき下ろしたいのが5冊の中に入って幸せです。 ・愛川晶「化身」 主人公が1歳の頃の記憶をめちゃくちゃ正確に記憶しています。才能でしょうか。全体の流れは面白かったのですが、主人公が徐々に事件の重要事項を…

【読書1/5・第8回】△有栖川有栖「マレー鉄道の謎」▼万城目学「プリンセス・トヨトミ」

とうとう40冊ですね!うおお! 読書に関しては、継続に力なんかないんじゃないかと思いだしました。読めば読むほど、だんだんどの小説にも興味がなくなります。特に最近推理小説が嫌いになってきた。 世の中には少々ミステリーとか警察系の小説が多すぎやし…

【読書1/5・第7回】△芦原すなお「青春デンデケデケデケ」▼江國香織「きらきらひかる」

今回はすごく時間がかかりました。というのは、この5冊を読むのは簡単だったんだけど、「青春デンデケデケデケ」を読み終えた後に京極夏彦を読み始めたら、いつまでたっても読み終わらなくなってしまったの。5冊目は江國香織に差し替えました。 ・原尞「私…

【読書1/5・第6回】△隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」▼桂木希「終末のパラドックス」」

30冊も読みました!すごいね! ・貴志祐介「青の炎」 普通の高校生が殺人を犯し、倫理が崩壊し、ずぶずぶはまっていく様を描いた作品。作者は犯人の視点から事件を描くのが好きなようだけど、この作品は「悪の教典」と比べると地味かなと思う。 ・佐々木譲「…

【読書1/5・第5回】△村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」▼伊藤計劃「虐殺器官」

今回の5冊は全て好きじゃないので、とても厳しい戦いでした。 ・道尾秀介「向日葵の咲かない夏」 スーパーサイコパス小学生物語。死んだ人間が動物に生まれ変わるという設定がミステリーとしては特殊で、最後までこれが鍵を握っている。どんでん返しにビビる…

【読書1/5第4回】△梨木香歩「家守綺譚」▼伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」

5冊読んではレビューするようにしたら、突然読書欲が際限なく湧いてきたから不思議なもんです。喋りたくて仕方ないのかもしれない。 ・歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 超面白かった。重要なファクターをわざと書かずに読者をだまくらかす系の…

【読書1/5第3回】△安倍公房「箱男」▼北村薫「空飛ぶ馬」

今回の1/5は、BESTに選びたい小説と、WORSTに選びたい小説に二分化された。 面白かった順に書いていきます。 BEST1/5・安倍公房「箱男」 箱男 (新潮文庫) 作者: 安部公房 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/05 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 69回…

【読書1/5第2回】△東野圭吾「新参者」▼連城三紀彦「火恋」

昨日の今日で、もう第二回。もう読み溜めがないので、次回はちょっとかかります。 今回の1/5はこちらです。 ・北村薫「スキップ」 17歳から突然25年後にスキップしてしまう女の人の話。北村薫は、日常生活を描くのがめちゃくちゃ上手い。何でもない日常が、…

【読書1/5第1回】△貴志祐介「悪の教典」▼綾辻行人「Another」

8月に読んだ5冊は以下のとおりです。 ・平山夢明「DINER」 「Another」がなければ文句なしのWORSTだった。殺し屋御用達のレストランでウェイトレスする主人公っていう時点で乙女ゲーっぽい設定だが、主人公や殺し屋の性格が乙女ゲーとしか言いようがない。な…

【読書1/5】準備:殿堂入り

最近やたら図書館で本を借りて読んでいるので、なんかそういう記事を書きたくなりました。 それで考えついたのは、5冊読むごとに、読んだ本の中からBEST1とWORST1を選ぶという企画です。 この企画の良いところは、本を読むモチベになるとか、考えを整理でき…