男性のパンツの社会学
私は男性のパンツに並々ならぬ興味を持っています。
なぜ男性のパンツはこんなにも様々な種類があるの?
女性のパンツは大体普通か普通じゃないかの二択だから、大した選択肢もないわけ。
私は普通のパンツを履いております。
しかし男性のパンツには、普通クラスタにブリーフ、トランクス、ボクサーと3種類の形状があり、普通じゃないクラスタにはふんどしや貞操帯が分類できる。
本当に選択肢が多様ですよね。
この男子のパンツ、それぞれにはどのような違いがあるのでしょうか?
男性の皆さんは、いかなる論理によってこのパンツの海から、自分の履くパンツを選択しているのでしょうか?
しかも、もう一つ特徴的な事象として、男性のパンツって年齢によって変遷するよね。
小学生まではブリーフで、ある時トランクスになって、みたいな変化が起こるでしょ。
これがものすごく興味深くて、どういう基準で、なぜ、いつこういう変化が起こるのか、とても学問的探求心をそそられる!!
というわけで、こういった問題意識を元に、過去、様々な方にヒアリングを行いました。
(具体的には「パンツ何履いてるの?何でトランクスなの?」と聴きまくった)
結果、パンツの選択とその変遷に、以下のような傾向が見えてきました。
1,ブリーフ・トランクス派(BT派)
幼少期ブリーフだったが、ある時トランクスに変更したタイプ。
この傾向が多数派であるような気がしました(当社の感覚比)。
この、トランクスに変更するタイミングについては、
「学校でトランクス人口が増えてきて、ブリーフがかっこ悪いみたいな価値観が広がったから」と答えていた方がいました。
トランクスは、風通しが良く湿気がこもらないのがとても快適だそうです。
2,ブリーフ・トランクス・ボクサー派(BTB派)
幼少期はブリーフで、ある時トランクスに変更したが、
その後何らかの理由によりボクサーパンツを選択したパターン。
この傾向も割といました。
ボクサーを選択するに至った経緯については、
「トランクスだと、持久走の際などに巻き上がり、最後にはTバック状になってしまうため」
「トランクスはゴールデンボールが露出しやすいため」
「トランクスは寒い」
「ボクサーはホールド感が安心できる」
など様々な意見がありました。
3,ブリーフ・ボクサー派(BB派)
幼少期ブリーフであったが、トランクスを飛び越えて突然ボクサーを選択したパターン。
非常に希少でした。
そもそもブリーフから何故ボクサーに突然推移するのか、私も共感に苦しみます。
1人、ヒアリングを行った方に、生まれてからトランクスを履いたことがないという
「トランクス処女」がおりましたので、
この方に詳しく聞いたところ、
「『柄パン』という言葉には良いイメージがない。
小学校の時、トランクスを履いている奴はDQN、不良だった。
このような悪いイメージがあったため、
トランクスを履く気分にならず、ボクサーを選択した。」との回答を得ました。
男性社会においては、どうやらパンツと社会的身分は相互に影響し合うようです。
今回ヒアリングの結果をまとめてみたわけですが、
これめっちゃ面白くね?
「下着と男性社会の関係性について」って研究、新規性ありそうじゃね?
(社会的意義はないけど)
ちなみに私はトランクスを履いてみたいです。