バレエ「ロミオとジュリエット」を観よう
今日はお友達の家に押しかけて、みんなでバレエを観ました。ていうか今観てるw
バレエの新しい楽しみ方を提唱したい。
黙って静かに座って真面目に観るなんて昭和までですよ。
平成のバレエの楽しみ方は、こうあるべきです。
「ぶっひぃいいいいいジュリエットたぁああああああん!!!!!ジュリエットたんのおみあしぃいいいいいいいふぁああああああああジュリエットたんのフェッテで蹴飛ばされたぃいいいいいふぁぁああああああああぁうあうあうあうあうあうあうパンツ見えましたぞぉおおおおお」
「ロミオたんのお尻・・・じゅる・・・」
まあとにかくバレエ観ているなう。
1人にはコンテンポラリーも含めて無理矢理ごり押ししていたのですが、
もう1人は完全にバレエバージンだったので、
私が最も好きな演目「ロミオとジュリエット」を選びました。
これがすっごいのよ。
ご存知の通り「ロミオとジュリエット」はシェイクスピアの悲劇です。
さすがにあらすじを知らない人はいないと思うんだけど、
一応おもしろおかしく(悲劇だけど)まとめてみると、
イタリアのヴェローナという場所にロミオ・モンタギューという素人童貞とジュリエット・キャピュレットという処女がいて恋に落ちたのだが、
モンタギュー家とキャピュレット家は猛烈に仲が悪かった。
色々考えた結果、ジュリエットが死んだふりをして埋葬されたあとに駆け落ちするというダイナミックな発想により、ジュリエットは仮死状態となるが、ロミオにその旨を伝えるはずの使者がベロンベロンになるなどしてサボった事案が発生したため、ロミオはジュリエットが本当に死んだと思って自殺、それを見たジュリエットも自殺してしまう。
2人の死を見た両家が青ざめて後悔しましたとさ。ちゃんちゃん。
という話です。これ主に使者が悪いよね。
このプロットにプロコフィエフが音楽つけて、イギリスの天才振付師ケネス・マクミランが振りをつけたものが、バレエ「ロミオとジュリエット」です。
「あぁロミオ、あなたはどうしてロミオなの」の有名な場面の動画をごらんください。
若い2人が初めて出会った夜、ロミオがジュリエットを訪ねて不法侵入して、お互いの愛を初めて確かめ合うシーン。
A.Ferri and A.Corella in Romeo & Juliet PDD ...
もうね、涙が出るでしょ。毎回泣いちゃうわ。
切ない気持ちがこみ上げてくるよね。
自分の気持ちへのとまどい、相手が振り向いてくれることへの感激、両思いだと知ったときの喜びがあふれ出ちゃってる。
あぁ、恋!恋ってすごいわ!!
ケネス・マクミランの振付は舞台上を走り回って飛び回ってアクロバティックな動きをするので有名なのですが、ほんとそれが自然で、ドラマを感じさせるよね。
ジュリエット役は、アレッサンドラ・フェリ。
彼女のジュリエットは世界一と言われています。
本当にピュアで、透き通っていて、あどけない可愛いジュリエットですね。
このDVD、他のバレエ童貞共にもみせたことがあるのですが、
登場人物にあだ名をつけてバカにしたりして、大変好評でした。
話は面白いし、退屈な群舞が少ないし、曲は良いし、振付も現代的で受け入れやすいんですよ。
観たい方にはお貸ししますので言って下さい。
このほかにも眠いことで定評の「眠れる森の美女」、そんなに眠くない「くるみ割人形」も持っています。