着物を着るというSM縛りな夏休み
今日の記事は事務的でめっちゃ面白くない
私は意外と着物持ちです。
正月実家に帰ってからものすごいスピードで着物が増えていったのですが、
今何枚あるのかな。
思い出せるだけでも袷・単衣(普通の着物、浴衣以外)が8枚あったんじゃないかな。着てない。
それで夏になったということで、浴衣の季節ですね。
この夏、何とこれだけ着物があって収納にも困るくらいだというのに、浴衣をもう1枚購入し、浴衣3枚体制となりました。
あぁんお金!!!アンティークだったから安かったけどさ!!!
これは何とも着なきゃもったいないということで、先日ある自分縛りを宣言しました。
「今年の夏休みは、20回以上着物を着る!」
これ計算上はとんだSMプレイで、夏休み60日のうち着物が20日ってことは3日に1回は着物なんですよ。
浴衣3枚しかないんだぞ。1枚あたり6回以上着る。
帯3本あるので、同じ帯と浴衣の組み合わせが最低2回ずつ。
これは精神的にかなり来る感じですね。
でもとりあえず頑張ってみようと思います。
ここまで説明しておいて何ですから浴衣を紹介しておこうと思うYO。
一枚目
綿麻のあけび柄。
祖母に買ってもらった既製品のやつです。
これが一番買い値が高くて、2万円くらいしたんじゃないでしょうか。
2万円の価値があるんだろうか。そもそも浴衣に1万円以上かけるのは超良質な藍染めとか絞りでもない限り意味を感じない。浴衣じゃない着物が買えちゃうじゃないの。
しかも着心地が微妙。
麻なので軽くていいのですが、麻特有のざらざらした質感が、汗ばむと内股を引っ掻いて超痛い。不思議だけど、薄い麻の浴衣より分厚い綿の方が汗をかいた時に意外と楽だよね。
耐えられないわけじゃないし、カマトトっぽくて可愛いし、ピンクや黄色のもの凄い浴衣を着てる女の子と並ぶとシックで目立つの快感だし、着はするけど、実はあんまり気に入ってません。
二枚目
こちらは綿のヒマワリ柄。
この浴衣は母が少女・青女時代に着ていて、縁日でソースをこぼしたとかで諦めて、ずっと箪笥の奥に眠っていたもの。
袖にソースのシミが散っていたのですが、上手いこと柄の上ではない白地の場所にしかなかったので、漂白剤で色を抜いて、着られるようにしました。
曾祖母の手縫いらしい。そう考えるとワクワクします。
昔の浴衣らしくどっしりとした綿で、着心地もやわらか。ただ汗ジミが落ちにくいので着たらすぐに洗うのが面倒(どうせ洗濯機だが)。
あと微妙に裄(ゆき・袖丈のこと)が足りていません。
昭和趣味で、おぼこい感じになるのが好きです。3枚の中で一番座敷わらしっぽくなる。
三枚目
こいつが一番新参。
アンティークショップで7000円程度で買いました。
持ち主はわかりませんが、綿の厚い生地を手縫いしてあります。
夏着物としても着られそうな落ち着いたちょっと北欧系の柄が気に入ってます。
つまりTPO的にどう着るかというと、
若くて無知な男を引っかけたい→一枚目
座敷わらしになりたい→二枚目
俺は美女だ→三枚目
みたいな感じです。浴衣心理テストが出来ます。
みなさんも浴衣を何枚か買って、浴衣心理テストを楽しんでみてはどうでしょうか。
何か違う話になってるけど。