上野駅という戦場で駅弁を買うコツ
私のブログを読んで、駅弁っていいなあ、食べてみたいなあと思って下さった方向けに、駅弁を買うコツについてちょっと語りたいと思います。
私の駅弁紀行で登場する駅弁は大体上野駅で仕入れております。
そもそも東京近辺で駅弁を買おうとする場合、入手先は東京駅、品川駅、上野駅、大宮駅、あと新宿に京王線か何かの駅弁があるとかないとか位であると記憶しています。
多分売り場としては上野駅が一番しょぼいのではないかと思います。
上野駅には、一応たくさんの駅弁屋があります。
しかし!!!新幹線の券がなくてもアクセスできる売り場はたったの2つしかないの!!!!!(たしか)
何たるクソ野郎か!!!私は憤慨した!!!!
上野駅の2つの駅弁屋はどこにあるかというと、
1つめは中央改札入ってすぐのスタンドみたいなところ、
2つめは入谷口の方にecuteがあって、そこにお弁当とかデリとかお土産とか入っているエリアがあるんですが、その辺に「駅弁屋 匠」があります。
あと崎陽軒のシューマイ弁当もどっかに売っていたと記憶しています。
品揃えは2つとも8〜9割一緒で、東北の駅弁が多いです。
一ノ関駅、仙台駅が中心なので、割と魚介魚介しがち。
時々近畿とか北陸の駅弁が入っていることがありますが、運が良ければという感じ。
そんなに種類自体がなく、20種類はないと思います。
駅弁を買うときには気を付けなければならないことが1つあります。
それは、「駅で売ってる弁当は全て駅弁ではない」ということです。
例えば駅のコンビニで売ってる弁当は駅弁じゃないよね?
でも「駅」で売ってる「弁当」なわけだから、「駅弁」とも言えちゃうわけです。
正式な駅弁を示すものとしては、一応認証マークというものが存在するのですが、これはJRで売られている駅弁にしかつかないマークだし、全てが認証されているわけでもないので、このマーク=駅弁とは言えないのです。
じゃあ駅弁って何やねん、と言われると、
「それは各自お好きなように」
と言わざるを得ないのでした。
このブログでは、駅弁を買う理由として、「駅弁を食べることによって疑似旅行をしたい」という理由があるわけです。
なので、駅弁を買う際には必ず、販売駅名が特定できるものを選んでいます。
この前上野駅に行ったら、「東京青山」と書いた弁当が駅弁屋に売っていました。
えっ何その駅wwwwwwwww
そもそも東京都の駅弁は、駅名が微妙な物が多いのです。
一応「ザ・上野駅の駅弁」として名高いのは、「上野弁当」とかパンダ系の弁当で、これらは上野駅の記念として購入しても良いと思うのですが、それ以外の「深川めし」とか「チキン弁当」は東京・品川でも販売されていて、分類上は「東京駅の駅弁」。
この前食べた「牛肉どまん中」なんかは「米沢駅」と商品名に書いてあるのですが、東京駅の駅弁はほとんど「東京駅」と商品名に書いた物がありません(1個もないかも)。
だからどこででも販売できちゃうんですね。
観光客の方は戸惑いそうだなーと思っていつも見てます。
こういう曖昧な売り方というのは結構あります。
デパートの駅弁フェアなどで販売するために企画されるが、実際に駅では販売されていない「疑義駅弁」とか、
ものすごい数の駅で販売されまくってる駅弁とかもあって、
駅弁マニアであれば選り好み必須の状況になっています。
つまり何を言いたいかというと、駅弁を買うときは自分の目的と合った駅弁を選びましょうということでした。