2014-04-07 詩人と獣 詩 孤独でいなけりゃ半人前絶望してなけりゃゼロ人前ああうるさいな私は誕生と共にこの世の終わりを想い光の中に絶望を見出し愛の中に怨念を歌ったもう十分じゃないのかそれでもなぜ、どうして、と尋ね 書け、歌えと脅すあれは悲しい言葉を喰らう獣希望をなくした孤独な詩人の死を誰が悲しんでくれるだろう冷たくなった言葉は海の底に積もる塵になるだけそれでも書くことはこんなにも愛しい