2014-04-12 歌う宝箱 詩 美しい物探して今日も気もそぞろ足元に砕けた宝石見つけて嘲笑う悲しいインテリだから私は下を見るのをやめたからっぽからっぽ、って歌うからっぽからっぽ、って私の宝箱歌うだから自分の宝箱に他人の宝物入れるの宝箱の底が見えないと足取りは弾むねこそこそするから見つかるわけで堂々と盗む私の秘密は誰にも気づかれない誰にも暴いてもらえない孤独なお池いい加減気づいてくれないと飛びこむよいっぱいいっぱい、って歌ういっぱいいっぱい、って私の宝箱歌う他人の宝物でお腹がいっぱいで幸福よでも真夜中になると他人の宝物はお家に帰るんですねそして私はまたからっぽの朝に狂気