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なぜ彼女は処女膜で歌ったか

つまり、何故アシカは鹿ではないか

歌う宝箱

美しい物探して今日も気もそぞろ
足元に砕けた宝石見つけて嘲笑う悲しいインテリだから
私は下を見るのをやめた

からっぽからっぽ、って歌う
からっぽからっぽ、って私の宝箱歌う
だから自分の宝箱に他人の宝物入れるの
宝箱の底が見えないと足取りは弾むね

こそこそするから見つかるわけで
堂々と盗む私の秘密は誰にも気づかれない
誰にも暴いてもらえない孤独なお池
いい加減気づいてくれないと飛びこむよ

いっぱいいっぱい、って歌う
いっぱいいっぱい、って私の宝箱歌う
他人の宝物でお腹がいっぱいで幸福よ

でも真夜中になると他人の宝物はお家に帰るんですね
そして私はまたからっぽの朝に狂気