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なぜ彼女は処女膜で歌ったか

つまり、何故アシカは鹿ではないか

世界的な不幸(幸福)

幸せです

今生きている自分の人生が、何だかどこかで道を間違えて、混迷している結果のような、
つまり正しい選択肢を選び損ねたような、
もっと他の人が幸せになるような人生の可能性があったような、
そんな都合の良い気分に浸るほど幸せです。

もちろんこんな悩み自体が恐ろしく一握りの人間に許された奢侈なわけですが、
日本では毎日こんな贅沢が滝のように消費されます。

毎日毎日明日がやってくる
毎日毎日毎日明日がやってくる
毎日毎日毎日毎日明日がやってくる

何千回も繰り返す明日、大体確約されてやってくる明後日、
その贅沢、贅沢の中の麻痺、
エンタメとして不幸な自分を妄想、繰り返し繰り返し、
バラエティとしての途上国旅行、装飾としてのボランティア、
ステータスとしての学力、服を選ぶような社会貢献、
何をしてもこれじゃ足りないって感じる!

できることもないのに、何か別のことができるような気がする。
自分には何か価値があるんじゃないかと思いたい。
今日も明日も明後日も、誰かに必要とされていたい。
実際にすごくなくてもいいから、誰かにすごいって言われていたい。
それが達成されれば自分が充たされるってわけじゃないけど、
そうじゃないと絶対に充たされない気がする・・・

(中略)

実は自分の幸せが背中に隠れている気がして、
今日も鏡の前で一日中身体を捻っている