なぜ彼女は処女膜で歌ったか

つまり、何故アシカは鹿ではないか

Twitterでの議論は本当に不毛か

ちょっとゼクシィ特集はお休み中です。何せページ数が多すぎてまとめるのが大変なんだわwwww

なので今日はTwitterについて考えたことを話します。

 

Twitterを使う理由」に関するアンケートが時々行われているらしいですね。

【Twitterに関するアンケート調査】Twitterに1日1回以上アクセスする人はTwitter利用者の6割弱、10代では9割弱。スマホから利用する人は5割弱で増加傾向|マイボイスコム株式会社のプレスリリース

大学生のツイッター利用者8割強、良く使う理由は「暇つぶし」「お手軽」「皆やってる」 - ガベージニュース

こういうアンケートの選択肢で上位に来るのは、「自分の意見を手軽に表明できる」「友達の近況を確認できる」「情報収集」「友達とのコミュニケーション」なのかな。

 

私個人は、多分このアンケートで丸を付けるとしたら「友達とのコミュニケーション」にすると思います。てかそりゃそうやろ?SNSなんだからさwwww

しかしこのアンケート、無意味、まさに無意味。このアンケートの選択肢では、全くTwitterをどうやって使ってるかという実情がわかりませんね。「情報収集に使ってる」とか「有名人の近況を読んでる」とか「友達とのコミュニケーションに使ってる」とか、これってTwitterの個性じゃないやん。インターネット自体の個性じゃん。「インターネットどう使ってる?」って読み替えても違和感ないアンケートの意義とは。

こういうアンケートやってくれてるから論文書く時に役に立つわけだがwwwでも本当にTwitterをどう使っているかを知りたいのであれば、Twitterにおけるコミュニケーションの実情をインタビューするなりして、エピソードの中からコミュニケーションの類型を探った方が私は良いと思います。論文ありそう(調べてない)

 

私個人のTwitterの利用方法を簡潔に表すとすれば、「Twitterはディスカッションルーム」かな?ディスカッションルームは盛りすぎかもしれない。「ブレインストーミングルーム」?そんなものはないけど。

私がTwitterを利用する大きな理由は、議論することで、自分自身の意見を変えられること(圧★倒★的★成★長)。話し合う場として使ってると思います。

 

しかしTwitterを使っているとよく目にするし、自分でもふわっと思うこととして、

Twitterでの議論は不毛」というのがあります(ソースはない)。

ここで言う「不毛」とはどういうものかというと、例えば、

1,Twitterは140字しかないから意見を十分に伝えきれず、議論しても混乱するだけ

2,Twitterは各々が自分の意見を一方的に表明する慣習があり、例え特定のツイートへのリプライであっても、的外れな独自論がしばしば展開される。このため議論が成立しない

みたいな観点があるのかな、と思う。

 

確かにTwitter使ってると、こういうケースって多々ある。かくいう私も数々の喧嘩をTwitterで繰り広げてきたさ。

でもだからといって「Twitterでの議論は不毛だから、直接会った時に話そう」とか「Twitterでの議論は不毛だから、議論を喚起するようなツイートはやめとけ/反論リプライはやめとけ」とも思わないのよ。いやむしろTwitterでの議論がなくなったら、私はよりバカになると思う。

というわけで、Twitterでの議論が意外と役に立ってる理由と、喧嘩に至らない対策を考えてみようと思う。

 

意外と役に立ってる理由:Twitterはオンラインサーベイとして超有用

Twitterは個人が最も手軽にできるオンラインサーベイじゃない?すっごいどうでもいいことについて意見を聞きたい時って誰にでもあるじゃん?

 

例えば私が過去にツイートで募集した議題として、

・男性はパンツの種類をどのように選んでいるか

・男性は公衆トイレにおいてどのように整列し、いつベルトを外し、いつベルトの締めるのか

・男性器に似た感触(揉むと硬くなる)の玩具はあるか

・男性が仮性包茎を気にするのは、男の視線を気にしてなのか、女の視線を気にしてなのか

・気持ちいい膣とはどのようなものか

・・・全て下ネタだけどね!時々は時事問題とかも話してるよ!とにかく、Twitterで今まで募集した議題については、全て有用な意見をいただきました。

 

今この議題を羅列してみて思ったのは、これらは全て「自分で考えても仮説すら浮かんでこない問題」だということです。これは1つのポイントになるんじゃないでしょうか。

多分だけど、Twitter上で喧嘩になるのは、自分の意見と他人の意見が全く違う→自分及び相手の議論のハンドリングが非常に悪く、頭に来る→カタストロフィー、みたいな感じだと思う。でも自分の意見が全くない場合だと、多分口論にならないと思うのね。

 

というわけで、喧嘩にならない対策は、

対策の仮説:自分の意見が強固な議題について話し合うのをやめる

この仮説で行くと、最も地雷な議論提起の仕方はこういうツイートということになる。

「男性にとって気持ちいい膣ってこうこうこうで、こういう背景で、ここが問題で、こういう対策があると思うんですけど、違いますか?みなさんの意見を聞かせてください。」

多分このツイートをすることによって、賞賛とか承認とかを得て、満足したいんだと思う。でもここまで自分の意見があるんだったら、これはもはやTwitterで消耗すべきアイディアではなく、ブログか何かで高説をぶち、閲覧数稼いだ方がずっと承認欲求を満足させられるような気がする。

 

最も美しい議論提起の仕方は、こうだろう。

「気持ちいい膣って何なん。だれかおしえて」

このぐらい頭の中身のない状態だと、寄せられたリプライの全てが有意義で、こちらのスタンスとして「ありがとう!右手に一番近い感覚が一番気持ちいいんだ!初めて知った!」という、出会えた事実にマジ感謝の姿勢になり、口論に至ることもなくなるのではないか。

私が何言いたいか、伝わりましたか?この記事で伝えたいこととかはないから、私の言いたいこと伝わってる人はそれ勘違いだと思うんですけど。

 

あとは、何でしょうか。ネット上の喧嘩も人生のスパイスというか、現代の様式美として楽しむべきなんじゃないでしょうか。

でもいつか三次元で喧嘩するのは無作法で、喧嘩はネット通信上で終結させるのが冷静な対応みたいな時代が来るかもよ?三次元で喧嘩すると殴り合いになったりするから、冷静沈着な美しい文章で喧嘩して、喧嘩の経過もSNSでオープンにしておくことこそが素晴らしいみたいな?そんな時代が来るかも?来ない?うん来ないね。