2014-05-13 残忍な女の子 詩 残忍な女の子の涙は花だといい誰かがそれを観て笑うといい 女の子の皮を被った強盗が今日も生きてしまうよ盗まずにはいられないの同情の欠片や思いやりの雫時間を乗りこなせば逃げるのなんて容易いもう蝶も飛んでいないパンツの中の赤い花畑抱いてくれたら不毛な土壌にも芽が出そう残忍な女の子の涙は宝石だといい誰かがそれを着けて笑うといい女の子の振りをした人殺しが今日も生きてしまうよ殺さずにはいられないの他人の人生って美しすぎる証拠捨てちゃえば誤魔化すのなんか容易いもう春風も吹かない子供の生まれない洞窟中に出してくれたら真夜中の街に明日が来そう