なぜ彼女は処女膜で歌ったか

つまり、何故アシカは鹿ではないか

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書1/5・第9回】△横山秀夫「クライマーズ・ハイ」▼リリー・フランキー「東京タワー」

久しぶりに迷わず褒めちぎりたいのと、迷わずこき下ろしたいのが5冊の中に入って幸せです。 ・愛川晶「化身」 主人公が1歳の頃の記憶をめちゃくちゃ正確に記憶しています。才能でしょうか。全体の流れは面白かったのですが、主人公が徐々に事件の重要事項を…

FLASH

新緑が目に熱いのに 私は冬を忘れられない もう負けないと信じているけど まだ朝を迎えるのは恥ずかしい 過去よりも速く走りたい 記憶よりも速く生きたい そうすればきっと逃げ切れる きっと閃光になれば 古傷で測る幸せはない でも苦痛がないと空虚だ 勝っ…

最低の戦

誰にでも突然自殺したくなる日がある。 理由がある時も、ない時もある。理由もなく、ただおもむろに自殺してみたくなることもある。 そんな日には、生存は防衛戦だ。 大体において、芸術は自殺を思いとどまらせる役には立たない。特に小説や詩のような、言葉…

【読書1/5・第8回】△有栖川有栖「マレー鉄道の謎」▼万城目学「プリンセス・トヨトミ」

とうとう40冊ですね!うおお! 読書に関しては、継続に力なんかないんじゃないかと思いだしました。読めば読むほど、だんだんどの小説にも興味がなくなります。特に最近推理小説が嫌いになってきた。 世の中には少々ミステリーとか警察系の小説が多すぎやし…