【女という謎】月経は本当に悲劇か?
※ここに書かれた月経の症状は私個人のものであり、
全ての女性の症状を代弁するものではありません。
このブログの読者は多分男性が多いと思うのですが、
皆さん、月経にはどの程度親しみがありますでしょうか。
恐らくですね、義務教育レベルの保健体育でも月経については学習しますので、
月経について全く知らない人はいないでしょう。
しかし、その「辛さ」については、皆さん余り理解していないと思います。
最初に言っておきますが、
「女性は月経があるから、男性より辛い」
という根拠のないフェミニズム的妄想、
これは誤りです。
女性の月経というものは、1ヵ月に1回、3〜7日間、膣から血液がちょいちょい排出される現象です。
この「ちょいちょい」とはどれくらいの量かと言いますと、本当に「ちょいちょい」で、
個人差はあると思いますが、1日の月経量を集めても、生理用品が吸水不能になるほどびちゃびちゃになる方は非常に少ないのではないかと思います。
私個人としては、貧血になるほどではありません。
月経周期は30日ぴったりではなく、25〜38日とばらつきがあり、
体調、食事、睡眠時間などで簡単にずれます。
数日ずれた=婦人科に行くべき、と考えている男性が時々いますが、
そんなことでは婦人科には行きません。
婦人病がないのに生理痛が強い人が時々いて、
そういう方は毎月のたうちまわるような苦痛を感じていらっしゃいますが、
その他の一般人にとっての生理痛は、
「ファー痛いな、それより池袋行ってくる」という程度だと思います。
もちろん毎月地獄の苦しみを感じている方もいるし、
毎月ではないけど、体調によって突然地獄の苦しみが発生することもあります。
生理中ではなく生理前にすさまじい苦痛が発生する人もいます。
こういう人にとって、生理がきついときに休暇が取れる「生理休暇」制度や、
慈愛と同情を示してくれる男性は、どんなに救いになるでしょうか。
しかし、「女性には生理があるんだから男性は無条件に配慮しろ!」と言う女性側の主張には首を傾げざるを得ません。
私は中学・高校時代、生理痛がきつかった方で、酷い時は点滴を受けていたくらいですが、
正直、そんなことを男性に配慮していただいても、痛みが弱まるわけでもなし、
「生理痛きついのに大変だね」と言われても、
性的刺激にセンシティブすぎるナーバスな息子さんを抱えていらっしゃる男性の方がよほど大変だと思います。
考えても見てほしい。
女性の月経なんて1ヵ月に1回です。
その他の日は痛みから解放されて楽しく暮らすことができます。
しかし男性は、自分の陰茎からは逃げられないでしょう。
居眠りして起きたら勃起、ちょっと性的刺激を受けたら勃起、
童貞なら手をつないだだけで勃起、特に何の理由もなく勃起、
パンツ履くと横から出てくる、社会の窓を閉めるときに間違えて巻き込む、
睾丸に物が当たったら悶絶、
これらの大変な現象と、男性は365日24時間、付き合い続けなきゃいけない。
そっちの方がずっと大変だとは思いませんか?
陰茎なんて絶対に絶対に絶対に生えてきて欲しくないわ。めんどくさすぎ。
思い上がった女性に申し上げたいのは、
女性の神秘的な現象に対して配慮と崇拝をいただくのは、感謝すべきことであって、
「当たり前のこと」ではないということです。
「女性には生理があるんだから、男性は配慮しろ」なんて、
性に無知な証拠ではありませんか?
男性には陰茎があるんだから、女性は配慮すべきなのかもしれません。
悲劇のヒロインは楽しいけれど、
月経は本当に悲劇でしょうか?